自宅安置と斎場安置のドライアイス費用
故人を火葬するまでの間、どこにご遺体を安置するかによっても、ドライアイスの費用は変わってくる可能性があります。安置場所の主な選択肢は「ご自宅」と「葬儀社の斎場(安置施設)」の二つです。まず、「ご自宅」に安置する場合です。住み慣れた家で最後の時間を過ごさせてあげたいという想いから選ばれることが多いですが、費用面では割高になる可能性があります。一般家庭の室温は、季節にもよりますが、ご遺体の保全には適していません。そのため、斎場の専用施設に比べて多くのドライアイスが必要になったり、交換頻度が高くなったりする傾向があります。また、ドライアイスを交換するために、葬儀社のスタッフが都度自宅を訪問する必要があるため、その分の出張費や人件費が別途加算されることもあります。次に、「葬儀社の斎場」に安置する場合です。多くの葬儀社は、ご遺体専用の安置施設を所有しており、そこには温度や湿度が管理された専用の保冷設備(安置用冷蔵庫)が備えられています。このような専門施設であれば、ご遺体の状態を非常に安定して保つことができるため、ドライアイスの使用量を最小限に抑えたり、場合によってはドライアイスが不要になったりすることもあります。その結果、トータルのドライアイス費用は、自宅安置に比べて安く済む可能性が高くなります。ただし、斎場に安置する場合は、「安置料」が別途必要となります。この安置料に、保冷設備の使用料や管理費が含まれていると考えられます。葬儀の見積もりを確認する際には、「安置料」と「ドライアイス料」がそれぞれどのように計上されているか、また、斎場安置にすることでドライアイス費用がどのくらい変わるのかを、葬儀社の担当者に詳しく確認してみると良いでしょう。